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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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リムスキー・コルサコフ; 「ロシアの復活祭」序曲
プロコフィエフ; ヴァイオリン協奏曲第2番
リャードフ; 挽歌(Nenie)
ボロディン; 交響曲2番
指揮; アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン; 竹澤恭子

客演指揮者を迎えての香港フィル定期演奏会で注目をしていたものの一つが、
このコンサート。まずこれまで何回も香港フィルと競演している竹澤恭子
そしてかつてロシアのクライバーなんて呼ばれていたラザレフ。
プログラムはご覧のようにコテコテのロシアオンパレード。

ラザレフ指揮棒は全く持たない(そういえば、ロシアの指揮者って指揮棒無しの人
多いですよね、テミルカノフもスヴェトラノフもそうだった。
指揮棒買う金をウオッカ代にまわしているのか?)で指揮しますが、
実に細かく身振り手振りで楽員をコントロールしていました。
ロシアのクライバーって言われているけど、クライバーのように左手をぐるんぐるん回して、
華麗な指揮をするのとは大違いだけど、確かに指揮する姿はそれ自体が表現豊か。
さすがは一時はガタガタになったボリショイ歌劇場を建て直した(でもその後お家騒動で
追い出されたそうですが)だけの実力を凄さを垣間見ました。
そして曲が終わると毎回観客に向かって投げキッス、おぉーロシア、スパシーバ!!

竹澤さんですが、いつもながらに説得力のある演奏、それでいてMIDORI(五島みどり)みたいに
聞いててもしんどくない。前回彼女の演奏会聞いたのはいつだった忘れちゃったけど、
ちょっと丸みがあるというか、いい意味で肩の力が取れたかな、そんな演奏。
やっぱり去年出産されて、ママとしても余裕というか貫禄出たかも。
ただステージマナーっていうか終演後、幼稚園か何かのお母さん方の集まりで
「あらどぉ~もぉ~」みたいなとってもジャパニーズなお辞儀をしていたのが気になった。
彼女NYに住んでいるのに、NYの日本人ママさんバレーにでも入ってるんかな?と疑ちゃっいましたわ。



プログラムの話に戻りますけど、オール・ロシアにしては、結構マニアックな作品が多いですよね。
それと個人的にはあんまり好きじゃない曲が多かった。トリのボロディンのSym.2、
第1楽章からしてしつこい。ジャァ~、ジャジャンジャジャジャジャァ~ンって何回も何回も
同じ旋律が出てくる。もうエエちゅうに!ってなるんですよ。
そういえば若きクライバーがシュトットガルト放響SOとボロディンの録音を残していたなぁ。
ラザレフまさかそれを意識したのか???あとプロコのコンチェルト、プロコフィエフは
大好きな作曲家なんですが、コンチェルトはヴァイオリンもピアノもどうもなじめない。
これは個人的な印象なんでどうしょうもないけど、ホント相性悪いっすね。
一方今回初めて聴いたリャードフの挽歌、すてきな作品ですね。
なんかトリスタンとイゾルデの「愛の死」みたいな美しい曲でこれには堪能。

12月から1月はクリスマスやニューイヤー関連のコンサートばかりでしばらく演奏会はおあずけ。
そして1月中旬にまたエド・デ・ワールトのコンサートが聴けます。
演奏会のメインはなんとスターウォーズ組曲。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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