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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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指揮・ヴァイオリン: コルヤ・ブラッヒャー 
 
 
モーツァルト: 交響曲第41番 
シューマン: ヴァイオリン協奏曲 
チャイコフスキー: 弦楽セレナード

コンサートプログラムはこちら。 http://download.hkpo.com/files/concert/hse_prog/20091002&03_Blacher.pdf

 
ベルリンフィルのコンサートマスターを長く務め、現在はアッバード率いるルツェルン音楽祭オケのコンサートマスター、コルヤ・ブラッヒャーが2005年、2007年に続き再び香港フィルとの共演。なおコルヤ・ブラッヒャーの父は高名なドイツの作曲家ボリス・ブラッヒャー。 
 
最初のモーツアルトも最後のチャイコフスキーもコンマス席に座ってオケのメンバーと一緒にブラッャーは演奏しました。大きな破綻もないし、ブラッヒャーが要求する音楽をHKPOは奏でようとしましたが、お互いの自主性を高く要求される指揮者なし(時々席を離れてブラッヒャーは指揮することもありましたが)の演奏はどうも香港フィルには限界があるようです。ブラッヒャーの求めた音楽は実にしなやかで、新鮮味あふれるものであったのが、聴いていて想像が出来たので、結果的には実に残念な内容でした。やはりHKPOにはエドみたいなうるさ型の指揮者にしっかり手綱を締めてもらった演奏の方が 結果的には良いようです(演奏家は大変でしょうがね)。 
 
なおシューマンのヴァイオリン協奏曲、この曲は本当に色々と紆余曲折があった作品なので、ちょっと作品紹介(wikiより一部転載) 
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1853年9月下旬から10月初旬とわずか2週間程度で作曲された。ヨーゼフ・ヨアヒムの要請を受け、またシューマン自身もヨアヒムが弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聞いて感銘を受け、このヴァイオリン協奏曲ニ短調を書いた。しかし、なぜかヨアヒムはこのヴァイオリン協奏曲を取り上げることなく自筆譜を封印し、クララ・シューマンは「決して演奏してはならない」と家族に言って聞かせていたという。それは、シューマンがライン川に身を投じる直前に書き上げていたピアノ曲「天使の主題による変奏曲」の主題と協奏曲の第2楽章が酷似していたためだという。シューマン自身はこの曲を、「天使から教えてもらった曲だ」と語っていた。結局シューマンのヴァイオリン協奏曲は、1937年にベルリンの図書館でヨアヒムの蔵書から発見されるまで陽の目を見ることはなかった。世界初演はナチス・ドイツ宣伝省主導で、同年11月26日にゲオルク・クーレンカンプの独奏、カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の共演で行われ同時に全世界に向けて短波放送で流された。しかしこのときの演奏は、クーレンカンプ曰く「シューマンの自筆譜のままでは演奏不可能」として、自身が大幅に書き換えた版によるものであった。実際にクーレンカンプが言うように演奏不可能な箇所はあるが、クーレンカンプの改訂は演奏不可能な箇所を修正するだけではとどまらないものとなっている。翌12月にセントルイスでアメリカ初演を行ったユーディ・メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言するほどであった。レコード録音はテレフンケン社が担当する事になったが、然し、現在と異なり当時は専属契約関係が厳格であり、それ故にエレクトローラHMV系のベームを使う事が出来ず、その為に自社看板指揮者のハンス・シュミット=イッセルシュテットを起用して同年12月20日にベルリン・ジングアカデミーで録音された。 
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という、なんとも悲しいシューマンの末路と政治に翻弄された作品です。 
 
この協奏曲でもブラッヒャーは弾き振りでしたが、ソロ以外の場面では楽員に向かって指揮をし、オケはそれなりに反応していました。この作品はぼくは殆ど今まで聴いたことが無い作品なので、今回のコンサートを聴いただけで感想を述べますと、いかにもシューマン的な旋律がちりばめてあり、もっと評価されてもいいんじゃないか、というのが最初の印象でした。しかし彼が作曲したシンフォニーやピアノ曲に較べて、ダイナミックさや印象深い旋律などはありませんが、シューマン自身が「天使から教えてもらった曲」と語ったようになんとも純粋な作品だなと思います。 
 
それにしてもブラッヒャーみたいな演奏家がオケのメンバーを支えているベルリンフィルやルツェルン音楽祭オケってなんか凄いですね。
 
=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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