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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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1996年より香港在住です
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ハイドン: 「無人島」序曲
モーツァルト: クラリネット協奏曲
ハイドン: 交響曲第59番「火事」、第85番「王妃」
指揮: ニコラス・マクゲラン
クラリネット: アンドリュー・サイモン

イザベル・ファウストがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番を演奏する予定が、家庭の事情で演奏会前日にキャンセルが決まり、演奏会当日急遽香港からドイツに戻るという事態に。同じような状況は数ヶ月前にもありましたが、前回と同じく今回も香港フィルのメンバーが代役をつとめることに。ただ今回は前回と違い、曲目変更をし、モーツァルトのクラリネット協奏曲を香港フィルの首席クラリネット奏者アンドリュー・サイモンが代役。
 
演奏会前日に代役出演が急遽決まったにも関わらず、実に見事な演奏をアンドリューが奏でてくれました。というか、こんなに素晴らしいモーツァルトのクラリネット協奏曲が聴けるとは夢にも思いませんでした。今までコンサートで聴いたクラリネット協奏曲の中ではぴかいちのベストですね。朗々とそして伸びやかに旋律を奏でるアンドリュー、世界の檜舞台でソロ・クラリネット奏者として充分活躍出来る素質を兼ね備えています。香港フィルを聴いた方は木管楽器、金管楽器、ティンパニーの力量の素晴らしさに一様に驚かれれますが、その中でクラリネット首席のアンドリューは欠かすことの出来ない存在ですので、香港フィルから決して脱退して欲しくないメンバーの一人です。

モーツァルトの前後に演奏されたハイドン。ハイドンってのは耳当たりのいい作品、そして特徴的な曲のタイトルをつける作曲家ってイメージが強くぼくには今ひとつ踏み込んで聞きたいな、って思う作曲家ではありません。今夜のコンサートもそうで、聞き終えて何かピンと来ないのが正直な感想。
 
指揮者のマクゲランはアメリカで活躍しているイギリスの指揮者。彼のサイトを見て頂ければお分かりのようにバロック音楽がレパートリーの中心。とても爽やかな演奏をする指揮者なので、今度はハイドンではなく彼のモーツァルトやバッハなどを聞いてみたいです。あっ、彼のハイドンの演奏自体は決して悪いわけじゃなく、むしろ香港フィルのよくコントロールして、とても自由な気分にさせてくれるものでした。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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