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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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1996年より香港在住です
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ワーグナー; ジークフリート牧歌
R・シュトラウス; 歌曲より4曲 Morgen、Wiegenlied、Caecilie、Zueignung
マーラー; 交響曲第4番
指揮; エド・デ・ワールト
ソプラノ; ジェラルディン・マクグリーヴィー



エドのマーラー4番、このプロを見ただけでワクワクしてしまいます。
ずばりもう言うこと無し、でした。テンポといい、旋律の流れといい、フレーズの掛け合いといい、
これだけ練りに練り上げた演奏は現在活躍する指揮者でもそういないのでは?という演奏でした。
残念なのは、土曜日というのに7割位の入り、そして演奏を終えた直後の静寂を
ブチこわした無節操な拍手。これさえ無ければ・・・、なんて贅沢な悩みだけを残した
実に素晴らしい演奏でした。4番はぼくにとって最初に買ったマーラーのLP。
ちなみにそのLPはメータ&IPO&ヘンドリックスのDECCA盤。
アッバード&WPO&シュターデ(DG)の方が当時は評判よかったんだけど、
digital録音だったということだけで買ったんです。でもヘンドリックの本当に
天使のような歌声には魅了されましたね。香港フィルと共演したマクグリーヴィー、
ヘンドリックスの声とは全く異なりますが、なかなかよかったです。
イギリス人女性が歌うマーラーってボクには肌が(耳が?)あっている。
キャサリン・フェイアーとかジャネット・ベイカーとかね。

マーラーばっかり書いたけど、冒頭のジークフリート牧歌も出色の出来。
11/20の演奏会でプレーしたベートーヴェンの大フーガやドヴォルジャークの
管楽セレナーデみたいな作品はかつての香港フィルがもっとも不得意としていた曲でしたが、
エドのジークフリート牧歌はそんな不安なイメージなど全く感じず、
安心して演奏を楽しめる出来でした。名盤中の名盤、ワルター&コロンビアSOを
ふと思い出してしまうような、ほのかな温かさを感じる実に味わい深い演奏でした。

来月はマーラーの2番「復活」です、もうドキドキっす。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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