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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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1996年より香港在住です
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ドヴォルジャーク; 管楽セレナーデ
ベートーヴェン; 大フーガ
ラフマニノフ; ピアノ協奏曲第2番
指揮; エド・デ・ワールト
チェロ; イリヤ・ラシュコフスキー(Ilya Rashkovskiy)

ロン・ティボー国際コンクールをはじめさまざまなコンクールで賞を取りまくっているラシュコフスキー
今年の香港国際ピアノコンテストでも見事1位を獲得したってことで、先週のコンサートに続いて
当初の定期プロには無かったコンサートがありました。指揮は芸術監督エド・デ・ワールト。

エドはPHILIPSにコチシュとかつての手兵サンフランシスコSOとで名盤の誉れ高きラフマニノフの
ピアノ協奏曲集を録音し、近年ではオランダ放送SOとラフマニノフの全交響曲及び管弦楽曲を録音、
9年前のシドニーSOとの来日公演のメインプロはラフマニノフの交響曲2番、そして今年の読響との
初顔合わせでは同じくラフマニノフの交響曲3番を演奏するなど、ラフマニノフには
ひとかたならないようですが、今夜のラフマニノフも一言さすが、貫禄のラフマニノフって印象でした。

去年20歳になったばかりのラシュコフスキーの実にのびのびとした演奏を慈しむように
オーケストラがバックを演じる。第2楽章のこぼれんばかりの美音の連続に、感動しない観客は
一人もいなかったのではと思います。



前半の2曲。この手の作品はかつての香港フィルだと、一番苦手なモノばかり。演奏家同士が
よく聴き合っていないと、どちらもガタガタになる作品ですが、敢えてエドはそういった作品を選び、
オケの演奏力向上を図ったのでは?と思います。まずドヴォルジャークの管楽セレナーデ、
それぞれのフレーズが実に自然、全然無理がない。しかしこれが難しいんでよね、
お見事香港フィル!クーベリークがECOと録音した名盤をふと思い出しました。
そして大フーガ。ヴァイオリンを両翼に配置し、ずっしりとそしてとてもふくよかな響きを
醸し出してくれました。

で、この演奏会、一番高い席でHK$250(約3,500円)、一番安い席だとHK$100(約1,400円)、
しかも毎度のことながら、学生や高齢者は全て半額。いいでしょぅ~、香港!

プログラムに書いてある今後のプロを見ていたら、定期公演発表の時点ではエドが振る
マーラーは無かったのですが、1/20&21に4番、2/16に2番を振ることが決まりました。
エドとのインタビューで言っていたマーラーチクルス、ちゃんと果たしてくれています。嬉しい~。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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