だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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2006/2007のグランドフィナーレとなるコンサート、
指揮者はアンドレイボレイコ、Vnはジョシア・ベルで
リトアニアの作曲家ヴァウクスの「痛みの音楽」
(プログラムには「悲しみの音楽」とあるけど、
dolorosa=痛みという意味なんだけどなぁ)、
チャイコのVnコンチェルト、プロコのSym.5。
一曲目の「痛みの音楽」、ヴァスクス自身がこう語っています。
”これは最も悲劇的な作品です。たった一つの楽天主義も
希望もありません。あるのは痛みだけ”。
作品の背景にはバルト三国に対する旧ソヴィエトの圧政に
ついて描かれています。
弦楽だけで演奏される作品、悲痛な叫びや慟哭が巧みに表現が
されていたなぁ。ちょっとマーラーSym.10のアダージョや
バーバーのアダージョに影響されたかな?ってとこもあった
けど。それにしてもこの手の弦が主体の作品はHKPOが
もっとも苦手なはずだったのに、いい演奏だったわ。
この作品をちょい聴きするなかこちら。
2曲目のチャイコのVn協奏曲。最初から最後迄ジョシア・ベルで
尽くされたって印象。とにかく腰をクネクネして弾くから、
いいとも青年隊当時の羽賀研二を思い出したわ。
ベルのファンには、クネクネ腰を振られ、dolceな音楽を
奏でてくれるんで、もうたまんないだろうけど、
横でアベックがいちゃいちゃしててうっとうしいなって印象。
でも彼のサウンドは特に高音が美音ですね、すーーーっと
昇ってくるよう(わかるかな?)。
最後はプロコの5番。レニー&IPO、チェリ&ミュンヘンPOと
いう強烈な演奏(LPやCD)で聴いて刷り込みをされているので
果たしてどうなるかと・・・。
指揮者のボレイコ、ニュアンスや旋律の絡みとかをとても
大事にする指揮者だなぁ。そしてやっぱりロシアの血が
騒ぐのか、ダイナミックに鳴らす時はドッシンドッシンと
聴かせてくれますね、Bravo!CDでショスタコのSym.4や
マーラーSym.3を聴いてて、「これはなかなかの指揮者に
違いない」と感じていたけど、期待以上でした。
またHKPOに来てほしいな。エドとはまた全然違うタイプの
指揮者だし、なんか彼の指揮だとHKPOにはカンフル剤に
なるような気がした。
あーあ、2006/2007のシーズンはこれで終わり。
9月の2007/2008シーズン迄待ち遠しいなぁ。
=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=
指揮者はアンドレイボレイコ、Vnはジョシア・ベルで
リトアニアの作曲家ヴァウクスの「痛みの音楽」
(プログラムには「悲しみの音楽」とあるけど、
dolorosa=痛みという意味なんだけどなぁ)、
チャイコのVnコンチェルト、プロコのSym.5。
一曲目の「痛みの音楽」、ヴァスクス自身がこう語っています。
”これは最も悲劇的な作品です。たった一つの楽天主義も
希望もありません。あるのは痛みだけ”。
作品の背景にはバルト三国に対する旧ソヴィエトの圧政に
ついて描かれています。
弦楽だけで演奏される作品、悲痛な叫びや慟哭が巧みに表現が
されていたなぁ。ちょっとマーラーSym.10のアダージョや
バーバーのアダージョに影響されたかな?ってとこもあった
けど。それにしてもこの手の弦が主体の作品はHKPOが
もっとも苦手なはずだったのに、いい演奏だったわ。
この作品をちょい聴きするなかこちら。
2曲目のチャイコのVn協奏曲。最初から最後迄ジョシア・ベルで
尽くされたって印象。とにかく腰をクネクネして弾くから、
いいとも青年隊当時の羽賀研二を思い出したわ。
ベルのファンには、クネクネ腰を振られ、dolceな音楽を
奏でてくれるんで、もうたまんないだろうけど、
横でアベックがいちゃいちゃしててうっとうしいなって印象。
でも彼のサウンドは特に高音が美音ですね、すーーーっと
昇ってくるよう(わかるかな?)。
最後はプロコの5番。レニー&IPO、チェリ&ミュンヘンPOと
いう強烈な演奏(LPやCD)で聴いて刷り込みをされているので
果たしてどうなるかと・・・。
指揮者のボレイコ、ニュアンスや旋律の絡みとかをとても
大事にする指揮者だなぁ。そしてやっぱりロシアの血が
騒ぐのか、ダイナミックに鳴らす時はドッシンドッシンと
聴かせてくれますね、Bravo!CDでショスタコのSym.4や
マーラーSym.3を聴いてて、「これはなかなかの指揮者に
違いない」と感じていたけど、期待以上でした。
またHKPOに来てほしいな。エドとはまた全然違うタイプの
指揮者だし、なんか彼の指揮だとHKPOにはカンフル剤に
なるような気がした。
あーあ、2006/2007のシーズンはこれで終わり。
9月の2007/2008シーズン迄待ち遠しいなぁ。
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