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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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1996年より香港在住です
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今日07/01は香港の中国返還10周年。
10年前の香港を思い出してみると、
確かに変わった部分もあるけど、
あんまり変わっていないかなぁ。
それよりあっという間の10年でした。

で、今日はデュトワ指揮の演奏会。
曲はラヴェルの「マメールロア」、
ストラヴィンスキーのVn協奏曲、
そしてリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」、
とってもデュトワなプログラム。

凄い演奏でしたね、今聴いているのは本当に香港フィル?
全てがデュトワ色でした。

それにしても彼の指揮というか指示、実に巧みだなぁ。
チェロへのQ出しはボーイングの格好、
金管に出すときのQ出しは手のひらを胸から上に
押す出すようにと、奏者を操るやり方がうまい。
音量やアンサンブルを調整をするときは、指揮棒と左手、
体の姿勢や指揮台の自分の立ち位置まで使っている。

彼の要求に応える香港フィルも見事だったなぁ。
とりわけデリカシーに富んだ「マメールロア」が
素晴らしかった。騒ぎ立てず、実にノーブル。
でも決して痩せていない。

実はさほどデュトワのコンサート、期待もせずに行ったのです。
数年前同じ香港文化中心で彼がN響を指揮したコンサートに
行って、「なんだこりゃ」って思ったんで。
音楽監督をつとめるオケを連れて、この程度の演奏しか
出来ないのか、って正直思ったんです。
しかし今日聴いて気がつきました。
原因はN響がボンクラというか、指揮者と音楽を創りだそうと
していないから、何も感動も何もしなかったんだと。

それから最近になってなんかおかしいな、って思ったんすよ、
N響で聴かせた程度の指揮者が何故ロイヤルフィルや
フィラデルフィアOのような超名門のシェフになるのかって。

やはり凄い指揮者だったんだな、デュトワは。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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