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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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チャイコフスキー; エウゲニ・オネーギンよりポロネーズ、ヴァイオリン協奏曲、交響曲5番
指揮; エド・デ・ワールト
ヴァイオリン; リー・チュアンユン

今日から3回にわたってチャイコの後期3交響曲をメインにしたプロが続く。
残り2回のコンサートはイオン・マリンが4番を、ジェルメッティが6番を振るんで、
今夜はエドが振る2005/2006シーズン最後のコンサート。
2006/2007シーズンが始まる9月迄エドのコンサートはひとまず休憩。

まずはポロネーズ、さらぁ~っと流すかと思ったら、この曲のズンドコン節を
はっきり聞かせようと、かなり強弱をつけて聞かせてくれた。
華々しく金管がなった後の例のフレーズ、
「んーん~、じゃんじゃかじゃぁ~ん!じゃんじゃかじゃぁ~ん」ってとこ、
華奢な令嬢が流麗に舞うようなフレーズより、街頭でピロシキを
揚げているどっぷり太ったロシアのおばちゃんかエリツィン前大統領が
フンフン!って鼻息混じりに踊っているような旋律の方が
、ぼくは好き(なんちゅう表現や!)。
エドがデブ専とは思えないけど(X回目の奥様はムローヴァ似の綺麗な方だし・・・)ね。

お次のVnコンチェルト、これはぶったまげましたわ。ものすごい超越技巧の
リー・チュアンユン。少々の音の濁りなどお構いなしで、まさしく全身全霊を
かけて演奏する。こんなに演奏に打ち込む姿を、クラシックをナマで
聞き出してから見たこと無いです。彼はチェン・カイコー監督の
感動作「北京ヴァイオリン」にちょこっと出演しているから



(演奏会を終えて、控え室で師匠に叱られる役、とほほ)、
彼の姿を見たことがあるかもしれませんが、ぼくには彼が
どうもジミー大西にみえて仕方がない。

 

ジミーちゃん、風采はあんなんだけど、
画家としてはすばらしい才能を持ち合わしているんで、もしかしたら、
こういう顔つきは天才の片鱗を表しているのか?と思ってしまいました。
日本にも何度かリー・チュアンユンは来ているようですので、
ジミーちゃん似の顔をみたら、絶対行ってみて下さい。
行ってみてそこが画廊だったら、それはジミーちゃん本人かもしれません、あしからず。

そして最後はシンフォニー5番。この曲、チャイコのシンフォニーでイチバン好きです。
お気に入りはなんたってチェリビダッケの演奏。まぁここはチェリの演奏、
神棚に奉っておきましょうね。エドの演奏会ですが、やっぱり2楽章が
白眉だったなぁ。朗々と流れるホルン、打ち寄せる波のような情感、
これですよ、チャイコフスキーは!そして4楽章。
いつものエドと違い、メンバーというか演奏を煽る煽る!
こんな煽り方をエドってまずしないのに、どうして?と思ってしまいました。
何か2004/2005シーズンのレベル向上の結果を見せつけるかのような演奏でした。
ブラボーも凄かった、確かにブラボーだったよ!
チェリの演奏、神棚からおろしても良いような気がした、そんな演奏会でした。
多謝エド!2006/2007もヨロシクです!

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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