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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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チャイコフスキー; フランチェスカ・ダ・リミニ、
                                 ロココの主題による変奏曲、
                                交響曲4番

指揮; イオン・マリン
チェロ; ワン・ジアン

イオン・マリンの演奏聴きたかったんですよぉーずっと。
香港フィルには2年前に井上圭子との共演でサンサーンスの
オルガン(SYM.3)を指揮したのですが、聞き逃してしまって・・・。
欧米では超一流のオケやオペラハウスを振っているけど、
日本ではショボいオケ(名前は伏せます)しか振っていないせいか、
それとも伴奏指揮のCDが多いためか、、日本ではまだまだ評価されていないのかも?
こういった逸材を日本の聴衆や音楽事務所はなんで見つけきれないんだろうね。
今でこそ大ブレークしているスクロヴァチェフスキー、25年以上前から、
ぼくは彼の才能に注目したんだけど、当時は誰も知らず。
ミネソタSOであれだけ多く録音をしていたのだから、
発掘する媒体はいくらでもあったはず。
ネームバリューだけでチケット代がやたらコンサートが多すぎますよ、日本は!



すみません脱線しちゃった!演奏会をまず聴くじゃなくて見た感想、
どこか田舎のムーティみたいな風貌、そして指揮がめちゃめちゃ上手い。
指揮棒を持つ右手だけでなく、左手と胴体の動かせ方が巧みで、
その指揮や立ち振る舞いが同郷の偉大な巨匠を思い起こさせる。
だれって?セルジウ・チェリビダッケ。音楽の作り方もどこか
似ているし(テンポは随分違うけど)、終演後なんと両手を顔の前で
合わせてお辞儀するとこなんか、まさしくチェリ!旋律の掛け合いの見事な処理、
聞かせどころではグン!とリズムを落とすところなど、
なかなか特徴的な演奏をきかせてくれます。果たしてどんなリハを
やったのかなぁーってすごく気になりました。

指揮者マリンの話ばっかりになったけど、ロココを演奏したワン・ジアン、
風采からしていかにも、って感じのとても丁寧なしみじみとした演奏。
彼のバッハの無伴奏全曲(DG)、おぉー!って印象は微塵もないけど、
安心してそして落ち着いて、また何度でも聴きたくなるような、
そんな音楽を奏でてくれる。アンコールで無伴奏やってくれたのは嬉しかったなぁ。

そんなわけで待望のマリン指揮の演奏は聴けたし、すてきなジアンの
チェロの音色は聴けたし、ごちそうさまでした。



=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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