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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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1996年より香港在住です
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ブリテン; 青少年のための管弦楽入門
チャイコフスキー; ロココの主題による変奏曲
チョウ・ウェンチュン(周文中); 風景
エルガー; ”謎Enigma”変奏曲
指揮; ポール・ダニエル
チェロ; トレイ・リー



コンサートでいきなりイヤなことが・・・。
演奏に先立ちなんと予告も無く義勇軍行進曲が。そう中国の国歌です。
この演奏会の数日前が国慶節、つまり中国の建国記念日だったんです。
今までいろんな演奏会にいきましたが、フルオーケストラで国歌を
聴いたのは今回が実は初めて。なんでそんな初体験(?)の相手が中国なの!と。
ただ不思議だったのはHKPOのメンバーが起立しないで演奏したこと。
本来国歌演奏の時、起立すると演奏が出来ない楽器奏者(例えばチェロとか)以外は
すべて立って演奏するのでは? そんなモヤモヤ感の中、演奏会はスタート。
しょっぱなの青少年のための管弦楽入門ですが、この作品に限らず
ブリテンの作品はどうもピンとこないので完全スルー。
続いてチャイコのロココヴァリエーション、この曲は数年前にヨーヨーマが
当時のHKPOの音楽監督サミュエル・ウォンとの共演で素晴らしい演奏を
聴かせてくれた思い出の曲。しかし・・・、チェロを弾いたトレイ・リー、
ちゃんと練習したのか?やる気あるのか?と腹がたつほどしょぼい演奏。
オケも彼の低レベルの音楽に引きずられたのか、全く覇気がない。
今夜の演奏会はハズレだな、といやな予感。こういう時こそ、
全く知らない作曲家や作品が一新してくれることがあります。
続いてはチョウ・ウェンチュン(周文中)の風景という作品。
ガクッ、10分程度の曲だけど、オケのチューニングみたいな曲で、
何も感じられない。あぁー前半終了、そして休憩。

もうこうなったらエニグマに賭けよう!エニグマ、これは素晴らしかった!
指揮するポール・ダニエルはNAXOSで色々録音していたので、
以前から気になっている指揮者だったんですが、veryイギリスの音を
奏でてくれますね。香港でエニグマを聴いているのに、なんかロンドンの
アルバートホールで聴いているような錯覚に陥りました。
香港文化中心って音が上に抜けちゃう感じがするんですが、
その感じがアルバートホールと似ている(ホールのデカさは全然違うけどね)。
バルビローリやC.ディヴィスなどが聴かせてくれるEnignaの香りを
ポール・ダニエルは聴かせてくれました。
そういえば前々任のHKPOの音楽監督のアサートン、イギリス人だったよね。
彼の演奏からは何故かイギリスっぽさが感じられない、なんでだろう???

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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