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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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R.シュトラウス カプリッチオ”6重奏”
サンサーンス ピアノ協奏曲第2番
R.シュトラウス アルプス交響曲
指揮:エド・デ・ワールト
ピアノ:コーリン・リー


10月の篠崎さん指揮による代打逆転満塁ホームラン演奏から1ヶ月ぶりのコンサート。
なお香港フィルはお休みだったわけではなく、その間ブロードウェイものやら、
ヨーヨーマやスミ・ヨーのようなビッグソリストを迎えたコンサートやら、
アサートン指揮のグレツキの”嘆きのシンフォニー”やら色々やっていたのですが、
いずれもskip。
で久々に聴きにいったコンサートはR.シュトラウスの大作”アルプス交響曲”。
オケだけで120名もの大編成で演奏される作品なので、香港の芸大ともいえる
Hong Kong Academy for Performing Arts(HKAPA)から約50名もの学生が
エキストラで出演。
最初のカプリッチオ”6重奏”はオペラ”カプリッチオ”の冒頭で演奏される前奏曲の
ような作品。作曲したのが1941年で第二次大戦真っ直中の時ですが、
一体こんな落ち着いたノーブルな作品をシュトラウスは作曲したのかな?と
いつ聴いてもそう感じます。
時期が時期だからむしろ作曲家・指揮者シュトラウスにとって、この時勢に
有るべき姿を見つめ直した結果、このような作品を作ることになったのでは?と
勝手に想像してしまう。
6重奏のメンバーはコンマスとVcの首席の2人、そしてHKPOの研修生として
メンバーに入っている4人、という編成。研修生たち(4人の他に数名います)は
1年間のシーズンを終えた後、数名だけが来シーズンには正式メンバーとなります。
目を閉じて聴いていたら、とても研修生が入っているとは思えない位しっかりと
HKPO色(エド色)に溢れた演奏でした。この曲では指揮をしないエド、
客席で6重奏を聴いていました。
次のサン・サーンスのピアノ協奏曲第2番。これはつまんない演奏でした。
コーリン・リーは2005年ショパンコンクールで6位入賞したHKAPA出身の
ピアニスト(この年のショパンコンクール優勝者はブレハッチ)。
大きな破綻も無いかわりに、何も感じられないピアノでした。オケとピアノとの
掛け合いという場面もなく、ただただ演奏が進んだ、そんな感じでした。
さてメインのアルプス交響曲、ぼくは生でこの曲を聴くのは実は初めて。
随分昔にカラヤンがこの曲を録音した当時、かなり話題になりましたが、改めて
カラヤンの演奏をCDやDVDで聴いてみると、確かに見事な構成美ではあるものの、
どこか観光バスでアルプス見学をしているような印象。ちなみにぼくが好きな録音は、
コシュラー&チェコpoとコルド&ワルシャワpo。一方かなりずっこけ録音では
Choo Hoey&シンガポールpoってCDもあります。
エドはミネソタso時代に録音をしていますが、盛り上げ方や細かいニュアンスが
エドの演奏は実に丁寧で、これもぼくはかなりお気に入りです。演奏会でも
それは十分発揮されていました。ただ冒頭からしばらくはやはりエキストラが
多いため、十分にHKPOの色が出し切れていない部分がありましたが、
頂上にて(Auf dem Gipfel)から俄然音色がエド色に変化!
そこから夜(Nacht)まではまさしくHKPOとエドの”アルプス交響曲”でした。

来年エドはこの曲をNHK交響楽団と演奏しますが、果たしてこれほどの
素晴らしい演奏をN響は奏でてくれるでしょうか?
さて来週はいよいよマーラーの交響曲9番。オランダ放送poとの素晴らしい録音を
彷彿させる演奏に期待が高まります。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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