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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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マーラー; 交響曲第9番
指揮;エド・デ・ワールト

演奏を聴いたぼくの印象を先に述べたいと思います、”大きな落胆”。
大きな破綻もなく、難しい箇所もプレーヤーたちは見事に演奏していましたが、
全体を通して音楽への根本的な心構えというものが欠けていたと感じました。
それはメンバーが一丸となって音楽に真摯に取り組む、という基本的な姿勢が
どこか欠如している、そう感じました。
楽器の各パートが別のパートを聴き合って演奏しているとはとても思えず、
なんとか旋律をなぞることに汲々としているよう。HKPOがこの作品を
演奏するのはまだ早過ぎたのでは?
10数年前のHKPOとは格段の飛躍を遂げているけど、相変わらず改善されないのは
冒頭にも書いたような音楽への真摯さ、そしてヴァイオリンパート(特に2nd陣)の
レベルの低さ。エドは通常のオケ配置を変更し、左手手前の1stヴァイオリン、
中央にVc、右手手前をヴィオラという形へ、1楽章の鐘をゴング(音程のある銅鑼)に
変えるなど、音色へのこだわりをみせていましたが、指揮やリズムの切れ味は
何かいまひとつ。体調が悪かったのかな?それともHKPOの演奏能力にあった演奏に
徹したのか、いつもの感動が正直全く無かったです。
かなり手厳しいコメントになってしまいましたが、何しろこの作品は大変に
難しい作品ですから、よほどのレベルじゃないと作り上げることは困難でしょうし、
マーラー9番の素晴らしい演奏会に出会うこともあまりないです。

チェリビダッケがかつてマーラー9番をシュトゥットガルト放送交響楽団と
演奏を予定しながらキャンセルをしたことがありました。
一部ではチェリが暗譜出来なかった、というようなとんでもない話が出回って
いましたが、ぼくの知り合い(指揮者)がシュトゥットガルト放送交響楽団の
楽員にキャンセルの理由を尋ねたところ、チェリビダッケはこうオケに
言ったそうです。「このマーラーの偉大な作品を正確に演奏出来るオーケストラは
世界中探しても無い」と。
彼のコメントが果たして正しいかどうかは別として、チェリが楽譜を通じて
読み取ったものが、そうであったのでしょう。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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