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だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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半導体商人
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1996年より香港在住です
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チャイコフスキー; 白鳥の湖-組曲
エドワーズ; オーボエ協奏曲
バーンスタイン; ウエストサイド物語-シンフォニックダンス
ラヴェル; ボレロ
指揮; エド・デ・ワールト
オーボエ; ダイアナ・ドーティー(Diana Doherty)
ダンス; 香港アカデミーパフォーミングアーツ

本当は良い演奏会になっただろうに、と悔やまれること満載の演奏会でした。
まずは白鳥の湖、いつになく、だれきったテンポ。エドにしてはなんとも
消化不良なテンポ設定と迫力のなさ。ウエストサイドストーリーは
ドラムを叩いた香港フィルの打楽器奏者のパンチも切れもないドラムさばき。
jazzyさが全くなくて、どうもつまんない。ミネソタSOと録ったエドの
ウエストサイドストーリー、とてもよかったんですがね、どうしたんだろうエド???

極めつけはボレロ。パイプオルガンを囲んでダンサーがボレロの演奏に
あわせて踊るんだけど、実に幼稚でバカバカしい演出。
幼稚園のお遊戯の方が、かわいげがあって、よっぽどまし。
はっきりいって目障り。これまでの演奏とは違って、ボレロはなかなか
キレのある演奏をエドが聴かせてくれたのに、お遊戯以下のダンスで
雰囲気ぶち壊し!でも終わったら、ダンサーの身内の連中が
やいのやいのの大受け!内輪受けするんだったら、
非公開か無料にしてくれよ。
この調子じゃ、まだまだ香港人だけの手による芸術の進歩は難しいな、っと実感。

まぁ散々な演奏会でしたけど、唯一すばらしかったのが、
ドーティーが演奏したオーボエコンチェルト。自身が鳥か妖精のような衣装をまとい、
パートごとにステージに座している小編成のオケの合間を時には小走りし、
時には身を隠すように、まさしく舞いながらオーボエを奏でる。
CDでているけど、これは見なくちゃ内容の良さがわからない作品。



やっぱりコンサートは行かなくちゃわからないよ!ってのが、この日しみじみ実感しました。

=mixiに香港フィルのコミュを立ち上げています。是非ご参加ください!=

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