忍者ブログ
だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
 カレンダー 
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
 フリーエリア 
 最新CM 
[10/26 ばってん]
[10/25 madame okami]
[06/07 ばってん]
[05/26 Kentaro]
 最新TB 
 プロフィール 
HN:
ばってん
性別:
男性
職業:
半導体商人
自己紹介:
1996年より香港在住です
 バーコード 
 ブログ内検索 
 カウンター 
[18]  [17]  [197]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12]  [11]  [10]  [9
 [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

R.シュトラウス; 「サロメ」 演奏会形式(全曲)
指揮; エド・デ・ワールト
サロメ;スーザン・ブロック ヘロデ王;クリス・メリット ヘロディアス;バーナデッテ・クーレン ヨカナーン;ジョン・ブレッシェラー

演奏会形式のオペラを聴くのは今回初めて。おまけにサロメは休憩無しのぶっ通し2時間以上なので、退屈になるんじゃないかな、と思ったらなんのなんの。あっという間の演奏でした。以前マリア・ユーイングがサロメを演じた舞台を香港で見ましたが(ロスアンゼルス・オペラ)、その時はとにかくユーイングの迫真の演技で圧倒されましたわ。

今回の演奏会形式は演技らしい演技が殆ど無いので(せいぜい舞台を歩いたり走ったりする程度、7つのベールの踊りも無し)、音楽やテキストのみで演奏を実感することとなりますが、いやぁ今回も圧倒されましたね。とにかく凄い作品であることを実感しました。

欲しいものは何でも手に入れられた甘えたで世間知らずの小娘が初めて知った愛。苦労知らずだから、愛のつかみ方がわかんない。キスしたいのだけど、yesって言わないから、もういいから彼の首持ってきて!なんて最近の短絡的な事件とよく似ている。おまけに実の母と義理の父はそんな娘に手を焼いていて、夫婦喧嘩。叱り方もわからず、挙げ句の果てには義理の父は今で言う所の嘱託殺人で娘を殺す。なんか現在の家庭崩壊像を見るようでしたね。

オペラだから勿論舞台で見るべきかも知れないけど、こうやって演奏会形式でやると、より内容が深く知ることができるな、と実感しました。来年はどうやらまた演奏会形式でシュトラウスの作品を、そして今度は「エレクトラ」を演奏するとか。またドロドロ系ですな・・・。

ところですでにご存じだと思いますが、エド・デ・ワールトが6月に読響を指揮します。そして11月はさまよえるオランダ人を読響&二期会で上演します(舞台形式ですよ、勿論)。

6月18日18:00/サントリーホール
6月19日14:00/東京芸術劇場
(曲目)
R・シュトラウス:ドン・ファン
R・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲(VN/渡辺玲子)
ラフマニノフ:交響曲第3番

6月25日18:00/サントリーホール
(曲目)
ワーグナー:さまよえるオランダ人、序曲(第1稿)
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ワーグナー:ニーベルンクの指環(管弦楽版)


11月2日・3日・5日・6日/東京文化会館大ホール
(曲目)
ワーグナー:さまよえるオランダ人(全曲)
演出・舞台美術:渡辺 和子

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]