だらだら思いつくままに香港フィルのコンサートの感想を書いています
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多くの方から質問をお受けになったでしょうが、なぜ香港フィルの芸術監督をお受けになったのでしょうか?
「ええ、みなさんが最初に質問されるのが、WHY TO HK?です。香港には70年代にロンドンフィルと、数年後はロッテルダムフィルと共に訪れました。個人的にも数回香港に旅行で訪れたこともあります。とてもエネルギッシュでワンダフルで興味深い街、というのが香港への印象です。約10年つとめたシドニー交響楽団との契約が終わって、香港フィルから芸術監督就任の打診が有りました。大好きな街からの申し入れでしたので、喜んでお受けしました。」
おそらくマエストロは世界で初めて4大陸のオーケストラの芸術監督を歴任することなりますね?
「ええ、5大陸のうち4大陸です。若い頃、まさかマルコ・ポーロのような指揮者になるとは夢にも思いませんでした。でもとてもエキサイティングなことで、わくわくしています」
マエストロが歴任したオーケストラにはそれぞれアメリカの、オランダの、そしてオーストラリアのアイデンティーがあるかと思います。一方香港フィルのメンバーは多国籍にわたっているため、アイデンティーが共通ではないとは思います。音楽を作る上でその点はどうお考えでしょうか?
「香港フィルと私が歴任したオーケストラとは大差はないかと思います。特にアメリカのオーケストラなどは実に多彩な国籍のメンバーで構成されていますから。世界のどこのオーケストラでも、音楽という世界共通語を語りますし。確かにアメリカ的なそしてオーストラリア的な要素はあります。その意味ではオーケストラもそして私もより香港的とか中国的になるかもしれませんね。」
香港フィルは創設以来30年が経ちました。人間ですと一番エキサイティングな時期かと思われます。
「確かにそうですね。私はそう若くないですが、まだまだ若い香港フィルとの仕事、とても楽しみです。もっとプログラムを広げ、新しい分野にも挑戦し、様々なタイプの客演指揮者や独奏者を招き、オーケストラのスキルアップを図ります。その一環でマーラーの全曲演奏を向こう5年かけて演奏します。さらにはオペラにも挑戦します。新しいシーズンではコンサート形式のオペラ”サロメ”を、そしてワーグナーのニーベルングの指輪全曲を計画します。」
ワーグナーは舞台上演でしょうか?
「まずはコンサート形式です。理由としてはオペラの本格上演には膨大な経費がかかりますので。しかし2010年西九龍にオープン予定の新オペラハウスでは是非何かのオペラ上演をと考えています。また香港にお住まいのみなさまには関係ないかもしれませんが、2005年東京で読売日本交響楽団と二期会とで”さまよえるオランダ人”を上演します」
今まで歴任したオーケストラと香港フィルとのジョイントコンサートというのはいかがですか?
「これはまだアイディアの段階ですが、マーラーの第八交響曲を演奏する際、オランダ放送POとの共演を考えています。」
レコーディングについてはいかがでしょうか?
「将来行う予定です。すでに関係のあるEXTONとかもしれませんし、自主録音かもしれません。しかし録音するまでにまだまだすべき事はあります。それは演奏能力をさらに高めることです」
海外演奏旅行については?
「まだ計画はないですか、いずれ行いたいと思います」
数年前から途絶えてしまいましたが、野外コンサートの予定は?
「これも構想に入っています。香港のみなさんにリラックスして音楽を楽しんで貰うこと、そして音楽のすそ野を広げる意味でも野外コンサートはとても重要なことと考えています」
香港での仕事は単身赴任ですか?
「いいえ、12月にはアムステルダムから香港に引っ越しをします。3歳6ヶ月と17ヶ月になる子供達には香港の学校に通わせて、中国語の勉強をさせようかと父として考えています。」
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アイヴス; 答えの無い質問
シューマン; ピアノコンチェルト
ブラームス; Sym.1
指揮; エド・デ・ワールト
ピアノ; アンドレアス・ヘフリガー
2004/5のシーズンに芸術監督に就任するデ・ワールト指揮、往年の名歌手エルンスト・ヘフリガーの息子、アンドレアス・ヘフリガーのピアノで、今後のデ・ワールト時代の飛躍ぶりを予感させる素晴らしい演奏会でした。冒頭の「答えのない質問」、さざ波のように語りかける弦の響き、緊張感はあるものの、決して過度なものでなく、そしてどこか諦観じみた音、こんな何ともいえない感覚を醸し出した音を今までの香港フィルでは聴いたことがありません。続いてシューマン、ヘフリガーの演奏が実にロマンチックなこと。と言っても甘ったるいって感じではなく、どこか毅然とした雰囲気は、父ヘフリガーの歌唱を彷彿させるものでした。香港での公演の後、N響との共演があるようですが、機会が有れば是非チェックしてみてください。そして最後はブラ1、これにはもう圧倒されました。音は明らかにヨーロッパ、とりわけ弱音の響きには気品さえ感じられました。4楽章のクララ・シューマンに誕生日プレゼントとして捧げたあの有名な旋律(ホルン2本でのアレ)を聴いた瞬間、ふと涙がこぼれました。これからデ・ワールトが香港フィルを率いて新たな時代を築いていくのですが、「あぁこんなふくよかな音を香港でデ・ワールトとの演奏で実感してくのだな」と思うと、大きな期待と喜びがこみ上げて来て、ついつい涙してしまいました。7年間香港フィルを聴き続けて、こんな経験は初めてです。
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